オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
PCケースの中はたくさんの電気を消費しているわけですから、当然熱をもちます。
電子がたくさん動いて摩擦しますから、そりゃもうやけどするくらいに熱くなる部分もあります。ですので、PCケース内の温度を下げるということが非常に重要になってきます。
こちらのページでは、冷却効率のいいPCケースのエアフロー(空気の流れ)というものを 改めてみていきたいと思います(^^)
◆PCケース内の主な熱の発生源といえばご覧の図にありますように、電源、CPU、グラフィックボード、HDDです。
どれが一番温度が高くなるかというと、ものによって違うので比較が難しいのですが、CPU>電源>グラフィックボード>HDDといったところです。
例えばCPUならヒートシンクなしで裸のまま起動させると、すぐに熱暴走をしてしまうくらいに熱を持ちます。
それではPCケース内ののエアフロー(空気の流れ)を、代表的な2タイプでみていきたいと思います!
◆これは後方吸気といわれるものです。
電源の内臓ファン(ファンは電源の内側についています)から空気を吸って、PCケースのフロントのケースファンから空気を吐き出します。
熱というのは上へ上へとあがっていくという性質がありますので、それに逆らった形のエアフローということで、あまり冷却効率がいいとはいえませんね。
◆次にこれが後方排気とよばれるものです。
PCケースのフロントのケースファンから空気を吸って、電源の内臓ファンからから空気を吐き出します。(ファンは電源のバックパネル側についています)
これは熱の上っていく方向に沿って空気が流れていますから、こちらの方が冷却効率がいいといえます。さて実際のPCケースではどのようになっているのか見ていきたいと思います!
このPCケースにはグラフィックボードがありませんが、水色の矢印のような空気の流れになります。
このPCケースの場合、電源の内臓ファンは内側についておりますので、後方吸気になっていますが、バックパネルの部分にもケースファンがついていますので、フロントから空気を吸って、バックから空気を吐き出すという後方排気になっています。
電源の熱もまとめてバックパネル側のケースファンから排出しようとするしくみです。後方排気ですので冷却効率は良いといえます。
<まとめ>
最近では、CPUやグラフィックボード、HDDなど高性能化してきて、発生する熱の量もかなり多くなってきています。特に夏場はケース内のエアフローに気をつかってあげましょう!
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