オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
マザーボードとは直訳して「母の板」と訳せますが、CPUやメモリなどの各パーツを取り付けたり、PCケースからでている電源スイッチや各ランプスイッチのケーブルを配線したりします。
簡単にいうと、組み込むパーツはすべて何らかの形でマザーボードに取り付けることになります。
前のページまででCPUとPCケースを選びましたので、それに対応するマザーボードを選んでいきましょう(^^)/
CPUの選び方ではCPUを選びましたが、CPUにはIntelとAMDがあります。それぞれの製品名によって対応するソケット形状も異なります。
下記の製品名に対応するソケット形状をご確認ください。
メーカー | 製品名 | ソケット形状 | 備考 |
Intel | Core i7 4770K BOX / Core i5 4670 BOX / Core i3 4130 BOXなど | LGA1150 | 現在主流 |
Core i7 Extreme / Core i7 3800番台、3900番台 | LGA2011 | ||
Core i7 3700番台、Core i5 3000番台、Core i3 3000番台、Pentium GT2000番台、Celeron GT1000番台 | LGA1155 | ||
AMD | FX-8350 BOX / FX-6300 BOX / FX-4300 BOXなど | AM3+ | 現在主流 |
Phenom II X6、Phenom II X4、Athlon II X4 | AM3 | ||
AMD A4〜10シリーズの5000番台 | FM2+ |
ご自分の選んだCPUがLGA1150・LGA2011・LGA1155・AM3+・AM3・FM2+の内どのソケット形状に属するのかご確認していただき、そのソケット形状に対応するマザーボードを選ぶことがまずは絶対条件となります。
前のページでPCケースを選びましたが、そのPCケースが対応するサイズのマザーボードを選びます。
ATX対応のPCケースにATXやマイクロATXのマザーボードは取り付け可能ですが、マイクロATX対応のPCケースにATXのマザーボードは大きすぎて取り付け不可です。
マザーボードにはメモリを差し込むスロットが搭載されています。メモリにはいろいろと規格があり、マザーボードがメモリの規格にきちんと対応していないと、メモリの性能が100%発揮できなくなりますので、一応確認しておきます。
メモリの規格は新しいもの順にDDR3 > DDR2 > DDRとなっておりますが、現在主流はDDR3で、メモリはかなり安くなっていますので、DDR3を選ぶことが賢明です。
ですのでマザーボードも必ずDDR3に対応しているものを選びます。さらにいうと、同じDDR3でもDDR3-10600やらDDR3 1333やら後ろに数字がつく場合があります。ここは次のページのメモリの選び方で詳しく解説いたします。
パソコンの映像処理を担当するパーツがグラフィックボードですが、このグラフィック機能をマザーボードやCPUに内蔵しているものをオンボードといいます。
オンボードの場合、別途グラフィックボードを取り付けなくても、通常の映像や低スペックなゲームを映し出すことは可能ですが、性能的にみるとやはり別途グラフィックボードを取り付けた方が格段に良くなります。
最近ではオンボードのグラフィック機能もかなり優秀になってきており、オンボードを選べば別途グラフィックボードを購入する費用が節約できることもあるのですが、最初はやはり基本通りに別途グラフィックボードを取り付けた方がよいと思います。特に3Dゲームなどをしない方は、数千円の安いものでも十分です。
ですので、マザーボードにグラフィック機能が備わっていても備わっていなくても、どちらを選んでも構いません。
マザーボードにはさまざまな出力端子がありますが、1つ1つ説明しても頭がこんがらがるだけですので、下記に現在マザーボードに搭載しておきたい出力端子を記載いたします。
端子名 | 数 |
DDR3-1066~ | 2スロット以上 |
SATA3.0(シリアルATA) | 4つ以上 |
USB3.0ポート | 3つ以上 |
PCI-Express 3.0 x16 | 1つ以上 |
PCI-Express 2.0 x16 | 1つ以上 |
最低上記表の出力端子を搭載してあれば拡張性も十分にあるマザーボードですので、あとあと後悔することは少ないでしょう!
マザーボードメーカーで有名なのが、ASUS(アスース)・ASRock・GIGABYTE(ギガバイト)です。
マザーボードメーカーはたくさんありますが、上記メーカーの製品であれば品質も問題がありません。もちろん他のメーカーでも良いものはたくさんありますが、初めての方はとりあえずはASUSかGIGABYTEがいいと思います。
CPUの選び方 | |
PCケースの選び方 | |
マザーボード(MB)の選び方 | |
メモリの選び方 | |
SSD / ハードディスク(HDD)の選び方 | |
グラフィックボード(ビデオカード)の選び方 | |
電源の選び方 | |
光学ドライブの選び方 | |
OSの選び方 | |
ディスプレイ(モニタ)・マウス・キーボードの選び方 | |
私が今自作するとしたら、こんな選び方をします < 参考 > | |
2013年3月の今、自作パソコンを作る際のパーツ選びの一例を、用途別に掲載しております!皆様のパーツ選びの参考になさってください(^^) |
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自作PCパーツをお安く楽に買い揃える方法 |