オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
メモリとはCPUがパソコンのデータを処理する際に、一時的にデータを記憶しておく役割があります。
メモリはよく「机」に例えられますが、たくさんの書類を整理する際に、机が広ければ広いほど整理がはかどりますよね。
パソコンの処理もそれと同じで、メモリ容量が大きければ大きいほど、CPUがたくさんのデータを処理しやすくなります。
前のページマザーボード(MB)の選び方でも解説しましたが、メモリの規格はDDR3 > DDR2 > DDRという3種類があり、最新で主流なのがDDR3です。
メモリはかなり安くなってきていますので、これから自作する方は必ずDDR3にしましょう!
このDDR3にも規格がいろいろあって、同じDDR3でも「DDR3-10600」やら「DDR3 1333」やら後ろに数字がつく場合があります。これは表記の仕方が違うだけで、同じ意味を示す場合もあるのでややこしいのですが、下記の表でまとめてみました(^^)
メモリモジュール |
メモリチップ |
動作クロック |
データ転送速度 |
PC3-6400 | DDR3-800 | 800MHz | 6400MB/秒 |
PC3-8500 | DDR3-1066 | 1066MHz | 8500MB/秒 |
PC3-10600 | DDR3-1333 | 1333MHz | 10600/秒 |
PC3-12800 | DDR3-1600 | 1600MHz | 12800MB/秒 |
PC3-14900 | DDR3-1866 | 1866MHz | 14900MB/秒 |
PC3-17000 | DDR3-2133 | 2133MHz | 17000MB/秒 |
メモリの規格はどちらか一方で表記されている場合が多いので、上記表をご参考に比較してみましょう!単純に後ろにくっつく数字が大きいほど高速なメモリであると判断することもできます。
メモリ選びで重要なことがメモリ容量です。これから自作する場合は、OSがWindows8 64bit版を前提に考える必要がありますので、メモリは4GBが2枚の合計8GBがおすすめの組み合わせです。
4GBでも十分に動きますが、メモリもかなり安くなってきていますので、どうせなら最低8GB積んでおいた方が後々後悔しなくていいと思います。
最近のマザーボードでは、メモリをデュアルチャネルやクアッドチャネルで動作させる機能が備わっているものがほとんどです。
CPUのコアの数と同じ感覚で、デュアルというのは「2」という意味で、クアッドは「4」という意味ですが、メモリを2枚挿すのがデュアルチャネルで、4枚挿すのがクアッドチャネルです。
メモリをデュアルチャネルやクアッドチャネルで動作させることで、普通にメモリを挿すよりも高速なデータ処理が可能になります。
おすすめは、4GBのメモリを2枚挿してデュアルチャネル動作させれば十分です。もちろんもっと積んでもOKです!
メモリメーカーはそれこそたくさんの種類があります。高くても良いならI-O DATA・BUFFALO・SAMSUNGなどの有名メーカーのメモリなら間違いありません。
自作ユーザーに人気の安くて高品質なメーカーなら、UMAX・CFD・A-DATAあたりがおすすめです。
DDR3 | ||
コスパがいい CFD W3U1600HQ 4GB×2枚組 |
有名メーカーなら バッファロー D3U1333 4GB×2枚組 |
大容量で最新 Corsair CMZ32GX3M4X1600C10 8GB×4枚組 |
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私が今自作するとしたら、こんな選び方をします < 参考 > | |
2013年3月の今、自作パソコンを作る際のパーツ選びの一例を、用途別に掲載しております!皆様のパーツ選びの参考になさってください(^^) |
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自作PCパーツをお安く楽に買い揃える方法 |