オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
SSDは最新の記憶媒体として注目されていますが、表記(スペック)の読み方はそれほど難しいものではありません。
ネット通販やインターネットでSSDを選ぶ際に良く見る表記は下記です!
それでは1〜6番まで順に解説していきたいと思いますヾ(^∇^)
SLC・MLC
SLCは(シングル・レベル・セル)といって、1つのセルに1ビットのデータを書き込むことができます。対してMLCは(マルチ・レベル・セル)といって、1つのセルに2ビット以上のデータを書き込むことができます。
ではMLCの方が高性能なの?といわれれば一概にそうではなく、SLCの方が構造が単純なので、データ転送が高速・耐久性が高い・消費電力が少ないというメリットもあります。
しかし、SSDの最大の欠点である容量の少なさを改善するため、現在ではより容量を大きくできるMLCでの研究開発が進んでおり、MLCでもSLCに負けないくらいのデータ転送速度が実現されつつあります。
将来的にはSSD=MLCとなっていき、容量がHDD並に大きく、かつ転送速度の速いSSDが生まれることでしょう!
ディスク容量
HDDと同じように、32GBや80GBという風に表記されます。1GB(ギガバイト)=1000MB(メガバイト)です。
これからはWindows7の時代になっていきますので、80GB以上は欲しいところです。
OSだけSSDに入れて、他のデータは普通のHDDで運用する方法なら、40GB程度のSSDでも高速な操作性を楽しめます(^^)
接続方式
SATAとSATA2という接続方式があります。SATAは190MB/秒の転送速度。SATA2は380MB/秒の転送速度ですので、SATA2の方が最新です。
規格・サイズ
2.5インチと表記されている場合が多いです。PCケースのHDDベイは3.5インチなので、SSDも取り付けられるように3.5インチ用マウンタが必要です。付属する場合もあります。
読み込み最大速度 250MB/sと表記されています。
1秒間に最大で250MBのデータを読み込むことができるということです。
書き込み最大速度
70MB/s と表記されています。1秒間に最大で70MBのデータを書き込むことができるということです。
<まとめ>
SSDにはHDDのようにディスクがないので、回転数やシークタイムというものがありません。
また上記には記載しませんでしたが、キャッシュ(バッファ)が有るか無いかも重要になってきます。
キャッシュとは一時的にデータを保存しておく専用のメモリで、これがあるといちいちSSDのフラッシュメモリまでデータを読み書きしなくていいので、データをスムーズに転送すると同時に寿命が延びるというメリットがあります。
キャッシュがついているSSDほど最新で高性能といえます(*゚ー゚)v
現在のSSDではほとんどの製品にキャッシュが搭載されています!
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├ SSDの表記(スペック)の読み方
├ SSDのメリット・デメリット
├ SSDとHDDの違い
├ SSDとHDDのデータ転送イメージ
├ SSDのウェアレベリングのしくみ
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├ SSDのプチフリの原因
└ SSDの寿命と寿命がある理由