オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
SSDならではの機能に「ウェアレベリング」というものがあります。これはHDDにはない機能で、SSD内のコントローラが行っています。
難しい言葉を並べてもわかりにくいと思いますので、イメージイラストを使ってわかりやすく解説していきたいと思います(^o^)/
人=データと思ってください。
このようにA〜Jの部屋(セル)に、それぞれデータが格納されています。 Eの部屋のデータだけ色が違いますが、この部屋のデータはよく書き換えが行われる部屋とします。
するとEの部屋のデータだけ、何度も繰り返しデータの書き換えが行われます。ここで1つ問題がありまして、 実はSSDにつかわれているフラッシュメモリは、書き換え回数が限られているのです。
ですので、Eの部屋ばかり繰り返しデータの書き換えが行われてしまうと、Eの部屋だけが書き換え限界回数を超えてしまい使えなくなり、SSD自体が機能しない → 故障となってしまうわけです; ̄ロ ̄) そこで、SSDでは「ウェアレべリング」という機能を使います(^-^)/
変化にお気づきでしょうか?
なんと自動的にAとEの部屋が入れ替わっています!このようにすることで、データの書き換えを1つの部屋(セル)ばかりで行うのではなく、自動的に各部屋に分散させることで、書き換え回数を同じくらいに平準化してSSDの寿命を延ばすことができます。
これがSSDの「ウェアレベリング」というものです。理解できましたでしょうか?
├ SSDとは
├ SSDのしくみ・構造
├ SSDの表記(スペック)の読み方
├ SSDのメリット・デメリット
├ SSDとHDDの違い
├ SSDとHDDのデータ転送イメージ
├ SSDのウェアレベリングのしくみ
├ SSDのガベージコレクションのしくみ
├ SSDのプチフリの原因
└ SSDの寿命と寿命がある理由