オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
SSDで報告されている不具合の中で、代表的なものが”プチフリ”です。
なんとなく想像がついたかもしれませんが、プチフリ=プチフリーズのことです。
パソコンってフリーズすることがありますよね。”固まる”といったりしますが、SSDも同じような状態になることがあります。
こちらのページでは、そんなプチフリについて解説していきたいと思います!
SSDの内部では、下記のようなブロック単位でデータが書き込まれています。
青い■はデータが既に書き込まれているブロックで、色のないところは空きブロックです。ここでオレンジの■のデータを書き込みたいとします。
このように空きブロックに書き込まれます。さらに新しいオレンジの■のデータを書き込んでいきます。
この時点で空きブロックが1つだけですね。さらにオレンジの■のデータを書き込もうとすると、もう空きブロックが1つしかないので危険です。
すべてのブロックがデータで埋まってしまいました(・・;)
ここで通常であればSSDのコントローラが、次にきたデータを書き込めるように、 不要なデータを消去するのですが、SSDでは消去より書き込みを優先して処理します。
よって、例えば新しいオレンジの■のデータが一度にたくさん書き込まれると、不要なデータの消去が間に合わなくなり、フリーズしたような状態になります。これがSSDのプチフリの原因です!
しか〜し!このようにプチフリが頻繁に起こっていたのはSSDの初期の頃であり、現在ではSSDにデータを一時的に避難させておく”キャッシュ”を搭載しておりますので、プチフリはほとんど発生しなくなっています。
もしキャッシュを搭載していないSSDをお使いの方で、プチフリに困っている方は、フリーソフトの”FlashFire”を使ってみましょう!
フリーソフトですが、簡単にプチフリを解決することができますよ(゚ー゚)(。_。)ウンウン
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