CPUクーラー(冷却装置)のしくみ・構造

CPUクーラー【自作パソコンパーツ】

　冷却ファン（ＣＰＵファン）又はＣＰＵクーラーという冷却装置は、パソコンが動作中かなりの高温になるＣＰＵにはなくてはならないパーツです。

　こちらのページでは、冷却装置（ＣＰＵファン）のしくみ・構造について見ていきましょう！

ヒートシンク(ひだひだの部分)に風を吹き付けることで、ヒートシンクに伝わった、ＣＰＵの熱を逃がす働きをします。ＰＣ内の騒音の原因になることもあります。

ＣＰＵの表面に密着しＣＰＵの熱を奪います。ＣＰＵの表面にはシリコングリスを塗って、ヒートシンクとの密着性をより高めています。銅やアルミなど熱伝導性の高い金属でできています。

クーラーをマザーボードに取り付ける際に使用します。手で押し込むだけのクリップ式・ねじ回し式などいろいろあります。

こういうタイプのCPＵクーラーは、静音性を重視しているため冷却ファンがありません。しかしそれでは冷却効率が落ちるので、その分このヒートレーンを大きく広くして、放熱しやすくしています。ひだひだにすることで、放熱性を高めています。

ＣＰＵに密着することで熱を奪います。この冷却ファンのないタイプのＣＰＵクーラーでは、より多くの熱を奪うために、分厚い受熱板を使っていることが多い。

受熱板の熱をより効率よくヒートレーンに伝えるためにあります。このパイプの中には水が入っていて、それが沸騰して気体になる → ヒートレーン側に昇っていく → ヒートレーンで冷やされた気体が水滴になる → 受熱板側に降りてくる → また受熱板の熱により沸騰して気体になるという循環を繰り返しています。

＜まとめ＞

　冷却装置（ＣＰＵファン）のしくみ・構造の解説は以上です。

さまざなデザインのものがありますので、いろいろ試してみてもおもしろいですよ（＾＾）

ＣＰＵの温度計を購入すると、どのくらい冷却できているのかわかりやすいのでおすすめです！