オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
こちらのページでは、オーバークロックをする際の、 オーバークロックで重要なパーツについて解説しております(^^)
オーバークロックは定格(通常)以上の周波数でCPUを動作させますので、通常使用よりは各PCパーツに負担をかけます。
オーバークロックによりCPUは耐えられても、他のパーツがボトルネックになって、オーバークロックに失敗することも多くあります。
オーバークロックにおける各PCパーツの重要レベルを3段階に分け、その理由を下記に記載したいと思います!
CPU:重要度レベル3
オーバークロックで最重要パーツはなんといってもCPUです!CPUの種類によってオーバークロックにどれだけ耐えられるかという、オーバークロック耐性が異なります。
オーバークロック耐性の高いCPUというのは、オーバークロックユーザーが試行錯誤の末、耐性の高いCPUはこれだ!というのを検証していくので、インターネットに情報がたくさんあります!
CPUの中にはオーバークロック向けのCPUがあります。Intelでいうと、Core i7 990X Extreme EditionやCore i5 2500Kなど、製品名の語尾に「Extreme Edition」や「K」とつくもの。AMDでいうと、Phenom II X2 560 Black Editionなど、 製品名の語尾に「Black Edition」がつくものがそうです。
これらのオーバークロック向けのCPUは、通常変更できないようになっている倍率の部分を変更できますので、各パーツの負担を軽減しつつオーバークロックができます。オーバークロック耐性も比較的高い部類に入ります。
マザーボード:重要度レベル3
CPUの次に重要なのがマザーボードです。オーバークロックしたCPUを長期間安定して使用するためには、マザーボードのコンデンサなどが高品質でなければなりません。
ですので、ミドルレンジ以上、価格にして1万円後半〜3万円程度の製品であれば、安心してオーバークロックができます。
また 各マザーボードメーカーが配布しているオーバークロックソフトが付属している製品もあります。
ASUSなら「Turbo V」、GIGABYTEなら「Easy Tune 6」が有名です。ソフトが付属しているということは、オーバークロック耐性が比較的高い製品だといえます。
CPUクーラー:重要度レベル3
オーバークロックとの戦いは熱との戦いともいえます! オーバークロックの限界を競い合うオーバークロッカー達は、CPUを液体窒素やドライアイスで冷やすくらいです。
しかし通常のオーバークロックではそこまではいりませんが、 純正のリテールクーラーだと、CPUの発熱に対応しにくい面がありますので、ファンが大きく、ヒートパイプもついているような冷却効果の高い社外品に交換することをおすすめします!
電源:重要度レベル2
電源はおろそかにしてしまいがちですが、安定した高出力の電源がCPUに供給されないと、動作が不安定になったり急に電源が落ちたりします。
ミドルレンジ以上でかつCPUに電源を供給する+12Vが1系統である製品をおすすめします。+12Vが1系統で50A以上あれば安心できます。
メモリ:重要度レベル1
メモリは特に高価な製品でなくても、ミドルレンジクラスの普通のメモリであれば大丈夫です。ただしより高いレベルのオーバークロックをしたい場合は、OC対応製品などの高クロックにも対応したOC向けメモリをおすすめします。
以上がオーバークロックで重要なパーツです。
CPU > マザーボード > CPUクーラー > 電源 > メモリの順で重要です! 人によっては若干言うことが異なる場合もあるのですが、CPUと冷却が重要というのは変わらないと思います。
もしオーバークロックをやってみたい方は、以上のようなことを参考にパーツ選びをしてみてください!
├ CPUの速度を測る(ベンチマーク)
├ BIOSのアップデート方法
├ パソコンを静音化(静穏化)する
├ オーバークロック(OC)とは
├ CPUの周波数(クロック)・ベースクロック・倍率
├ オーバークロック(OC)のメリットとリスク
├ オーバークロックの方法
├ オーバークロックで重要なパーツ
├ オーバークロック向けのCPU
├ オーバークロックで必要なソフト
├ オーバークロック(OC)の手順
└ CMOSクリアのやり方・方法