オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
こちらのページでは、CPUの性能をさらに引き出すオーバークロックのメリットとリスクについて解説しております(^^)
オーバークロックとはBIOSの設定を変更することで、CPUを定格以上のクロックで動作させることをいいます。
しかし定格以上で動作させるということは、メーカーが設定している通常のクロック以上で動作させることを意味しますので、当然メリットだけでなくリスクも伴います。
下記にオーバークロックにおける、メリットとリスクをあげてみたいと思います!
CPUの性能UP!処理速度の向上
低スペックのCPUでも、1ランク以上上のCPUと同等の性能を発揮できる!
お金がかからない
オーバークロックの最大のメリットは、低スペックのCPUでも設定変更というお金のかからない手段で、1ランク以上上の高スペックのCPUと同等の性能を発揮できることにあります!
例えばIntel Core i3 530のクロックは2.93GHzです。これをオーバークロックして、3.5GHzで安定して動作させることができました。
なんと、Core i3 530をオーバークロックすることにより、上位機種であるCore i3 560の3.33GHzを超える性能を発揮させることができるのです! CPUの購入価格も抑えられますね。これがオーバークロックの最大のメリットです。
故障することがある
壊れても保障がきかない
発熱が大きくなる
CPUやその他パーツの寿命を縮める
オーバークロックするということは、CPUをメーカー指定の定格以上のクロックで動作させるということですので、CPUが故障するというリスクが高まります。
あまりに無理なオーバークロックをすると、CPUだけでなくメモリやマザーボードまで故障するということもあり得ます。
またオーバークロックをすると、通常よりも発熱が大きくなりますので、各パーツの寿命を縮めてしまいます。冷却効率のよいCPUクーラーに交換するなどの熱対策は必須になります。
オーバークロックには以上のようなメリットとリスクがあります。
昔のCPUなら性能も充分ではなかったので、オーバークロックが自作ユーザーの間で盛んに行われていましたが、現在ではCPUの性能がかなり高く、オーバークロックしなくても充分な性能を持っているものが多くなってきました。
ですので、現在のオーバークロックをするユーザーというのは、どこまでクロックをあげられるかという楽しみ、趣味でやっているか、1部の重〜い3Dゲームなどの複雑かつ難しい処理を求められる場合にすることが多いようです。
これからオーバークロックをやってみようかなと思われる方は、以上のようなメリットとリスクを天秤にかけて検討してみてください(^^)
├ CPUの速度を測る(ベンチマーク)
├ BIOSのアップデート方法
├ パソコンを静音化(静穏化)する
├ オーバークロック(OC)とは
├ CPUの周波数(クロック)・ベースクロック・倍率
├ オーバークロック(OC)のメリットとリスク
├ オーバークロックの方法
├ オーバークロックで重要なパーツ
├ オーバークロック向けのCPU
├ オーバークロックで必要なソフト
├ オーバークロック(OC)の手順
└ CMOSクリアのやり方・方法