オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
マザーボードをPCケースに取り付ける際、マザーボードとPCケースの間にマウントというものを取り付けますよね。(中にはPCケースにマウントがすでに固定されているものもあります)
マウントの役割というのは、もしマウントがなければマザーボードの裏面の基盤部分が、直接PCケースにあたるということになります。
マザーボードの裏面というのはたくさんの電気が流れていて、それがすべて電気を通すPCケースにあたるとなると電気が混乱してしまいます。
そうすると電圧の偏りやノイズが発生して、最悪ショートしてしまいますw( ̄Д ̄;)wワオッ!!
ですので、このマウントをを取り付けることによって、マウント自体が電気をうまく通し、マザーボードとPCケースの電気の流れの関係をうまく調整してくれるのです。
これはマザーボードとPCケースのアースを共通化しているといえます。それではイラストをまじえてみていきましょう!
代表的なマウントタイプは下図の4種類です。順番にどのような特徴があるのか見ていきましょう!
マザーボードとPCケースは、ご覧の図ようにねじで取り付けますね。 その間にはスペーサーとよばれる、マウントを取り付けます。 ここに何がくるかによって、 タイプが変わってきます。それでは1つ1つ見ていきましょう! |
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マウントタイプ |
特徴 |
もっともメジャーなマウントタイプです。 真ちゅうでできており、マウント自体もPCケースにねじ込んで固定されています。しっかりと固定できます。 |
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これは最近よく見かけるようになりました。 これはマウントを取り付ける際に、指でばねを縮めてPCケースに固定するので工具がいりません。 またPCケースの鉄板の厚さが薄くても固定できることから、薄いアルミのPCケースによく使われています。 その反面、使っているうちにバネの力が弱くなってきて、ゆるくなるという欠点もあります。 |
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この2つのタイプは安価なPCケースや、ベアボーンキットなんかでたまに見かけるマウントタイプです。 直接PCケースの鉄板に固定されているので、マザーボードのねじ穴より、マウントの数が多い場合余ってしまい、マザーボードの裏面に無駄にあたってしまうという欠点があります。 この場合アース不良になる場合もありますので、余ったマウントはビニールテープなどで絶縁する必要があります。 |
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<まとめ>
マウントのような小さな金属部品でも、アースというきちんとした役割があります。パソコンは奥が深いですね(^^)
├ マザーボード(M/B)とは
├ マザーボードの種類(サイズ)
├ マザーボードのねじ穴の位置
├ マザーボードのマウントタイプ
├ マザーボードの基盤解説1
├ マザーボードの基盤解説2
├ マザーボードの基盤解説3
├ マザーボードのチップセット仕組みと役割
└ マザーボードの外部コネクタ解説