オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
こちらのページでは、メモリにはどういった歴史があるのか、メモリの進化と高速化について、わかりやすく解説しています(^^)
メモリ名称 | 年代 | 転送速度 |
SDRAM | 1996年頃〜 | 1クロックで1つのデータを転送 |
DDR SDRAM | 2001年頃〜 | 1クロックで2つのデータを転送 |
DDR2 SDRAM | 2004年頃〜 | 1クロックで4つのデータを転送 |
DDR3 SDRAM | 2007年頃〜 | 1クロックで8つのデータを転送 |
DDR3L SDRAM | 2008年頃〜 | DDR3 SDRAMと同じ。省電力・低発熱 |
DDR4 SDRAM | 2014年頃〜 | 1クロックで16つのデータを転送 |
メモリの進化は、1996年頃に発売されたSDRAMから始まります。SDRAMの時代は1クロックで1つのデータしか転送できませんでした。
しかし2001年頃からDDRメモリが発売されます。「DDR」とは「ダブル・データ・レート」の略で、SDRAMよりも転送速度が2倍になりました。
さらに、転送速度が2倍のDDR2 SDRAMが発売されます。DDR2 SDRAMでは、メモリを2枚挿し、処理を高速化する技術、デュアルチャンネル仕様のものが登場しています。
2007年頃になると、さらに処理が2倍のDDR3 SDRAMが発売されます。DDR3 SDRAMでは、転送速度が2倍になるだけでなく、メモリを3枚挿して処理を高速化する、トリプルチャンネル仕様のものが登場しています。 2012年現在では、このメモリが最新になっています。
その後発売されたDDR3L SDRAMでは、転送速度はDDR3 SDRAMと同じですが、省電力になり、低発熱を実現しています。
今後発売されるメモリとして、DDR4 SDRAMがあります。DDR4 SDRAMは、DDR3に比べてさらに消費電力を40%抑え、転送速度を2倍にしていると噂されています。
以上のように、CPUの性能が良くなると同時にメモリもどんどん進化しているのです(^^)
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