オンラインゲームなどを快適にプレイするためのゲーミングPCの選び方を初心者の方にもわかりやすくご紹介!
メモリーはよく机に例えられることがあります。
これはHDDからだしてきたデータをメモリーの上で作業するからです。ですので、机が広いほど作業しやすいので、メモリーも容量が大きいほどデータの処理速度がはやくなるというわけです!
こちらのページでは、そんなメモリーのしくみ・構造について見ていきましょう!(^^)
一般的なCFD製/DDR2/512MB/デスクトップ用メモリーを使って解説致します!
<表面>
メモリーの表面にはいろいろなものがついています。今回はここを中心にお話していきます。
<裏面>
このメモリーは512MBと容量が小さいので、裏面にはほぼなにもついていません。2Gとかそれ以上になってくると両面実装という風になっていきます。
まずメモリ表面の左端から順番に見ていきましょう!
シールが貼ってありますね。ここには通常メーカー名、型番などがかかれています。保障が受けられなくなりますので、決して剥がさないようにしましょう!
○メモリーチップ
メモリーの種類(規格)・容量・性能の要です。この小さなチップによってメモリーのすべてが決まるといってもいいくらいです。
メモリー表記(スペック)の読み方にでてくる CLや動作クロック(周波数)などの性能は、このチップによって決まります。
○接続端子
メモリーをマザーボードに接続する部分です。デスクトップPC用のメモリであれば240pin(ピン)。 ノートPC用のメモリであれば200pin(ピン)が主流です。
○切り欠き
メモリーをマザーボードに接続したときに メモリーの種類や方向を挿し間違えないためにあります。
○SPD(Serial Presence Detect)
メモリーチップの種類・容量・動作周波数などの情報を記憶している部分です。パソコンを起動させると、マザーボードのBIOSがメモリーのSPDの情報を読み込んで、きちんと使えるようにしてくれます。
メモリー起動の基本情報が入っているので、メモリー版BIOSといったところです(^^)
○スタブ抵抗
データを高速でやりとりする際に発生する信号のノイズを抑制する部分です。一列に並んでいますね。大昔のメモリではこれがなかったのですが、DDRになってからはメモリーのデータ転送を安定させるために設置されています。
<まとめ>
メモリー1つとっても知らないことがたくさんあるものです。こういう細かいところを見ていっても、奥が深くてなかなかおもしろいものですね(^^)
├ メモリーとは
├ メモリーのしくみ・構造
├ メモリー表記(スペック)の読み方
├ メモリーの種類
├ 信頼できるメモリメーカー
├ メモリーの交換(増設)方法
├ メモリー不足の見分け方
├ デュアルチャンネルとトリプルチャンネル
└ メモリの進化と高速化