GPUの性能の見方(性能比較)
GPUには「GeForce」と「Radeon」がありますね。これらが製品として売っているときには、「GeForce9800GT」「GeForce GTX260」「Radeon 9800」「Radeon HD 3600」というような表記がされています。
この製品名の英数字には1つ1つ意味があって、けっこうややこしく難しいです(^^;)
ですので、別に細かく覚えていなくてもベンチマーク結果を見れば性能は一目瞭然なので、こちらではおおまかな見方だけ解説いたします。
「GeForce」の場合
GeForceにはGeForce9シリーズと、それ以降のシリーズで表記が異なります。
GeForce9シリーズというのは、「GeForce9600」や「GeForce9300」という風に、数字の頭に「9」がつくシリーズです。
9シリーズ以前は「GeForce8600」「GeForce7200」のように、8シリーズ・7シリーズというものがあり、数字が小さくなるほど古い製品です。これからビデオカードを選ぶなら、9シリーズ以上の性能は必要です。
この9シリーズよりさらに新しいシリーズが、GTシリーズです。「GeForce GTX260」「GeForce GT220」のように、数字の前に「GT〜」というアルファベットがつきます。
なぜこのような表記になったかというと、数字が大きいほど性能はよくなりますので、どんどんシリーズの数字が上がっていき9シリーズにまでなりました。9以上はないですよね(^^;)だから表記を一新したわけです。
「GeForce」の場合であれば、最新が「GTシリーズ」その前が「9シリーズ」「8シリーズ」・・・と続くという風に理解しておきましょう!
「Radeon」の場合
「Radeon HD4850」「Radeon X1600」「Radeon X850」という風に表記されています。
これらの数字の頭
「HD」「X1000」「X」がシリーズです。
HDシリーズが最新、X1000シリーズが1つ前の旧型、Xシリーズがさらに旧型となります。Xシリーズより古くなると、GeForceと同じように9シリーズや8シリーズなどがありました。
それぞれのシリーズの中では、数字が大きくなるほど性能が良く最新になります。
本当はもっと深く説明もできるのですが、このページではこの程度の知識に留めておきます。というよりこの程度の知識を知っていれば充分。より詳しい説明はTOPページの「ビデオカードをさらに詳しく知る!」で改めてお話したいと思います(^^)
GPUの性能比較
上記でご説明しました性能の見方ですと、同じブランド内では性能を比較できるのですが、例えば「GeForce GTX260」と「Radeon HD4850」はどちらが性能がいいの?となった場合、ブランドによって表記の基準・方法が違いますので性能を比較しようがありません(^^;)
ここで必要になってくるのが、「ベンチマーク」というものです。これは実際に性能を測りたいGPUを搭載したビデオカードをパソコンに取り付け、専用のベンチマークソフトを使って性能を数値で表します。
ベンチマークであれば、GPUのブランドが違っていようが表記が違っていようが、単純に性能を数値で比較することができますね!
GPUのベンチマーク情報を集めて比較しているサイトをご紹介しておきます!
→
GPU性能比較
このサイトは「3DMark」という定番ベンチマークソフトを使って、独自に性能スコアを比較しランキングしています。性能スコアで比較すれば、ブランド名や表記関係なしに性能を比較できますので、GPUの性能を知る参考になります。
ベンチマークソフトによって数値の出方に違いがあったり、順位が多少変ったりもするのですが、そんなに大きな変化はないので、気にする必要はありません(^^)
【 ページの一番上へ 】 【 TOPページ 】 【 次のページ→○○○○ 】
|