ゲーム用パソコンの特徴
デスクトップ型・ノートパソコン型に限らず、ゲーム用パソコンには以下のような特徴があります。
・CPU・GPU・メモリの性能が高い
・性能が高いので発熱が大きい
・当然電気もたくさん使うので、消費電力も大きい
発熱問題をクリアするためには、大型のクーラーやファンをつける必要がありますので、パソコン本体が大きくなってしまいます。消費電力は電源コードがあれば問題ないですが、バッテリーだと長時間持ちません。
ノートパソコンの長所
ノートパソコンの長所を下記にあげてみました(^^)
・小さいので場所をとらず省スペース
・軽いので持ち運びができる
・電源コードがなくてもバッテリーで利用できる
このような長所があると思います。
しかしゲーム用パソコンで問題なのが、発熱と消費電力ですね。
ノートパソコンでこの2つをクリアしようと思うと、どうしても本体部分を大きくする必要があります。ビデオカードを薄く省電力なものにするとしても、どうしても性能が低くなってしまいます。
このようにノートパソコンをゲーム用として使うと、ノートパソコンの長所が打ち消されてしまう形になります。
ゲーム用ノートパソコンの短所
グラフィック機能が弱い
3Dゲームをするためには高性能なグラフィック機能が必要です。それを実現させるためには、GPU性能が必要なので、高性能なビデオカードを搭載する必要があります。
高性能なビデオカードはどうしてもサイズが大きくなってしまいます。発熱も大きいですから大型のファンやクーラーが必要です。しかしノートパソコンに搭載するとなると、それほど大きなビデオカードを搭載できませんから、性能を落としてサイズを小さくします。ですので、どうしてもデスクトップ型に比べると、グラフィック機能が弱くなってしまいます。
ちなみにノートパソコンとデスクトップ型に同じビデオカードが使われている場合でも、ノートパソコンの方が少し性能が低くなります。
画面が小さい
ゲームというのは大画面で迫力のある映像、綺麗な映像というものを求められますが、ノートパソコンの画面の大きさだとサイズ的に少し物足りないものがあります。大きいサイズでも17インチ程度です。
拡張性がほとんどない
ノートパソコンはただでさえパーツがギュウギュウに詰まっています。
そこにビデオカードのような大きいパーツを追加するのですから、かなりタイトな造りになっています。
すると当然別のパーツに取り替えようと思っても、サイズが合わない場面が多々でてきます。
ちなみにノートパソコン用には、「ロープロファイル(Low Profile)」といって、薄く小さい設計のビデオカードが使われています。しかしその分性能は抑えられています。
ファン音がうるさい
ノートパソコンを使ったことがある方はわかると思いますが、ノートパソコンはけっこうファンの音がします。それは構造上仕方のないことで、デスクトップ型であればファンが本体背面についているのが一般的ですが、ノートパソコンの場合、本体の底か横についています。
人間とファンの距離が近いので当然うるさくはなりますが、ゲーム用ノートパソコンの場合は放熱を重視しないといけないので、さらにうるさくなると考えておきましょう!
ゲーム用ならデスクトップ型とノートパソコン型どちらがいい?
ノートパソコンの長所と短所をお話いたしましたが、どういうご感想をお持ちになったでしょうか?
私がこれからゲーム用パソコンを購入する方にアドバイスするとしたら、
「もし特別ノートパソコンじゃないと嫌!という強い意思がなければ、デスクトップ型にしておいた方がいいよ!」とアドバイスするでしょう。
ゲーム用としてパソコンを使う場合、拡張性・経済性・映像・スペックなど、
ほとんどの面においてデスクトップ型の方がノートパソコンに勝っています!
ノートパソコンに唯一メリットがあるとしたら、省スペースということぐらいでしょうか...(^^;)
しかし最近のノートパソコンでは、性能の良いビデオカードを搭載したものもでてきましたし、どうしてもという方は選んでもいいと思いますが、やはり割高感はあります(^^;)
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