 CPUの会社はIntelとAMDの2つ
現在主流となっているCPUの会社は2つ!
「Intel(インテル)社」と「AMD(エーエムディー)社」です。

Intelの代表的なCPUは最新から、Core i7(コアアイセブン)・Core i5(コアアイファイブ)・Core 2 Quad(コアツークアッド)・Core 2 Duo(コアツーデュオ)・Pentium(ペンティアム)・Celeron(セレロン)などがあります。※2010年度現在
AMDの代表的なCPUは最新から、Phenom II X4(フェノムツーエックスフォー)・Phenom II X3(フェノムツーエックススリー)・Phenom II X2(フェノムツーエックスツー)・Athlon II X3(アスロンエックススリー)・Athlon64 X2(アスロンロクヨンエックスツー)などがあります。※2010年度現在
IneteとAMDには他の種類のCPUもありますが、すでに古くなっていますし到底ゲームには使える代物ではないので、知らなくても困りません(^^;)
この2社のCPUには互換性がなく、マザーボードのCPUソケットにIntelもAMDも取り付けられるようなものは存在しません。そもそもCPUソケットの形状も違いますし、CPU裏面の接触面の形状も違います。
IntelのCore i7が使いたいな〜と思ったら、Core i7に対応したマザーボードが必要になるということです。
ちなみにIntelとAMDはどちらがいいのか?という質問がよくありますが、
結論からいうと、どちらも気にするほど劇的な違いはないです(^^;)
Intel社は日本のパソコン市場では9割以上のシェアを誇っています。しかし、アメリカや中国では、AMD社が7割以上のシェアを誇っています。
これはどういうことかというと、AMD社のCPUは値段に対しての性能が良く、自作パソコン市場で人気があるということが挙げられます。外国は日本より自作パソコン市場が大きいので、AMD社のCPUが良く売れる一因になっているのでしょう。
日本のオンラインゲームの推奨環境では、CPUのところにCore 2 Duo以上といったように、Intel社のCPU名しか書かれていない場合が多いので、初心者の方はIntel社のCPUを選んでおいた方が無難だと思います。
 シングルコア・デュアルコア・クアッドコアとは
CPUには「コア」という部分があります。
CPUは頭脳といいますが、実はCPUの「コア」という部分が頭脳なんです!
コアが1つ→シングルコア
コアが2つ→デュアルコア
コアが4つ→クアッドコア(最新)
以上のようなコア数のCPUが存在します。
想像できると思いますが、コアが4つで多い方が、基本的により処理能力が高く性能がいいです。
※「基本的に」と申しましたのは、コアが2つのCore 2 Duoでも、上位モデルのCore 2 Duo E8600では、クアッドコアのCPUよりも性能が良い場合があるからです。ややこしいですね(^^;)
IntelのCPUであれば製品名に上記のようなコア数が書かれているものが多いですが、
AMDのCPUはX4とかX2とか表記が異なりますので、一覧でまとめてみました!
シングルコア |
デュアルコア |
クアッドコア |
<Intel>
Pentium 4
Celeron
Core Solo
Atom
<AMD>
Athlon 64
Athlon LE
Sempron
Duron |
<Intel> Core 2 Duo
Core Duo
Pentium Dual-Core
Celeron Dual-Core
Pentium D
Pentium EE
<AMD> Athlon II X2
Athlon 64 FX
Athlon 64 X2 |
<Intel> Core i7
Core i5
Core 2 Extreme QX
Core 2 Quad
<AMD> Phenom U X4
Phenom X4
Phenom
※Phenom U X3はコアは4つ搭載していますが、その内3つだけ機能させたものです。 |
すでにかなり古く性能が一番よくありません。ゲーム用には不向きです。 |
値段的にも性能的にも手がだしやすい。ゲーム用にも向いています。 |
一番性能がいいです。値段的にも下がってきて一般化してきています。ゲーム用にも安心して使えます。 |
このようになります。これからゲーム用パソコンを選んだり自作する場合は、コア2つ以上のデュアルコアかクアッドコアにしておきましょう!
 見る必要があるのは、「銘柄」と「クロック数」
「銘柄」というのは「製品名」のことで、Core 2 Duo・Athlon 64 X2といった部分です。
これが分かればコアの数がわかります。
「クロック数」 はCPUのスペックに、「2Ghz」「2.4Ghz」と書かれていると思います。
これが「クロック数」といわれるもので、基本的に数字が大きいほど高性能ということになります。
ちなみに1Ghz(ギガヘルツ)=1000Mhz(メガヘルツ)
となります。
ただし、Core 2 Duoのクロック数が「1.8Ghz」でも、Core i7のクロック数「1.3Ghz」には、性能的に劣ります。Core 2 Duoがデュアルコアで、Core i7がクアッドコアだからです。
だからといって、シングルコアで「2Ghz」のCPUがあったとして、そのコアが2つに増えてデュアルコアになれば、「4Ghz」になるの?といわれれば、それほど単純なものでもありません。
ここのところが、CPUの表記の一番わかりにくい部分です(^^;)
結局CPUの性能って、ベンチマーク(ソフトで性能を測ること)をとってみないとわからない部分も多いんです。
他にもCPUについて詳しく説明することはできますが、上記で説明したぐらいのCPUの知識があればまず大丈夫です。
CPUのおおかまな性能比較については、次のページで詳しく解説していきたいと思います(^^)
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