主流はNVIDIA社とAMD-ATI社( ビデオカードの 基礎知識)
ビデオカードに使われているGPUの2大メーカーは、NVIDIA社(エヌビディア)とAMD-ATI社(エーエムディーエーティーアイ)があります。これ以外にもGPUのチップメーカーはありますが、マニアックすぎるので知らなくても構いません(^^;)
AMD−ATI社はATI社をAMD社が買収したもので、「AMD-ATI」という表記の他にも「AMD」「ATI」と書かれている場合もありますが、同じものなので注意しましょう!
この2大メーカーはそれぞれGPUのブランド名を持っていて、NVIDIA社は「GeForce(ジーフォース)」・AMD-ATI社は「Radeon(レイディオンまたはラデオン)」といいます。この2社はお互い競争しながらよりよい製品を開発しています。
ビデオチップ(GPU)のコアクロック
ビデオカード版CPUのことをGPUといいます。
GPUはCPU同様熱を持ちますので、ファンやクーラーがついています。
スペックには650Mhzとか750Mhzという風に表記されています。
数字が大きいほど性能が高く、より綺麗な3D映像を映し出すことができます。
2010年度現在で650Mhz程度あれば、特別高スペックが必要なゲームでない限り大丈夫です。
ビデオメモリ(VRAM)
ビデオカードにもメモリがあり、「メモリクロック」と「メモリ容量」があります。
しかし、最近のビデオカードではビデオメモリをそれほど気にする必要はありません。
なぜならコアクロックに見合ったメモリクロックとメモリ容量が用意されているからです。
インターフェイス(差込口)について
インターフェイスというのは、マザーボードにビデオカードを差し込む際の差込口のことです。
この差込口のタイプよってデータの処理速度が変わってきます。
ビデオカードのインターフェイスには、
(最新)PCI Express×16 > PCI > AGP(旧型)
とあります。
2010年度現在でビデオカードを検討されるとしたら、必ずPCI Express×16に対応したものにしましょう!なぜならAGPの転送速度が2.128GB/秒であるのに対し、
PCI Express×16(1.1)は4GB/秒。
PCI Express×16(2.0)なら8GB/秒と4倍近くの転送速度を誇ります。逆にいうとPCI Express×16以外のものは少し時代遅れです(^^;)
出力ポートについて
ビデオカードについている出力ポートは、ディスプレイのケーブルをここにつなぐと映像が映ります。
真ん中の青い端子は、アナログ端子といって古い端子なので使わないべきです。
使うなら右のDVIーI端子か左のHDMI端子です。この2つはデジタル端子なので、
映像をくっきり綺麗に映し出すことができます。
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