 マザーボードは 各PCパーツのつなぎ役

マザーボードは基盤です。基盤ですので、いろいろなケーブルやPCパーツをつなげます。

つなげる部品をあげていきますと、CPU・ハードディスク・メモリ・ビデオカード・電源・光学ドライブなど、すべてのPCパーツを直接セットしたりケーブルでつないだりします。ということは、取り付けたいパーツがマザーボードと合っていなければなりません。
例えば、高性能なCPUを取り付けたくても、マザーボードのスロット(取り付け口)が古い型であれば、取り付けることはできませんよね。またスロットが合っていても、機能的な部分(プログラム)が対応していなければ、最新のCPUを取り付けたとしても、すべての性能を発揮することはできません。
「マザーボードによって、取り付けられるパーツは決まってくる!」
ということを知っておいてください!
◆以下はもう少し詳しい説明ですが、別にパソコンを自作しない方は読まなくても構いません◆
 FSBについて
マザーボードは各PCパーツをつなげている「道」のようなものですので、
この道が広ければ広いほど、各PCパーツとのデータのやりとりが高速になりますね。
この道のことを「FSB(フロント・サイド・バス)」といいます。

「FSB」が広い=クロック数(Mhz)が高いほどデータ転送速度が速くなります。
例えば、マザーボードの対応しているFSBが1066/800/533 MHzだったとします。
これにFSBが1066MhzのCPUを取り付けたとしたら、マザーボードも1066Mhで動くわけです。
 チップセットについて
マザーボードには「チップセット」といわれる部分があり、
「ノースブリッジ」「サウスブリッジ」と、2つのチップがあります。

呼んで字のごとく、「ノースブリッジ」はCPU側、「サウスブリッジ」は拡張スロット側にあるチップです。
一度ご自分のマザーボードを見てみてください。ヒートシンクで見えない場合もあります。
「ノースブリッジ」は、CPU・メモリ・グラフィック機能などの比較的重い作業が必要なPCパーツを制御しており、「サウスブリッジ」は、HDD・光学ドライブ・サウンド・USBなど、ノースブリッジ以外の部分を担当しています。
このチップセットの性能により、どのような性能のCPUが扱えるか、
どの種類のメモリに対応できるかなどが決まってきます。
 BIOS(バイオス)について
BIOSとは、パソコンの最も基本的なプログラムです。またOS(WindowやMAC)もプログラムです。
BIOSはマザーボードに接続されているHDD・メモリ・光学ドライブなどの、各種ハードウェアとOSとの橋渡しをします。
OSはHDDに入っています。よって、BIOSというプログラムがなければHDDに接続できませんので、パソコンも起動しないということになります。
ですので、最も基本的なプログラムというわけです(^^)
イメージがわきましたでしょうか?
難しいことをいろいろとお話しましたが、3Dオンラインゲーム用パソコンを選ぶための知識としては、
マザーボードによってどんな部品が取り付けられるのか(対応パーツ)、後でどのような部品を追加・変更できるのか(拡張性)が決まってくると覚えておけばよいでしょう(^^)
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